7月26日(土曜日)より、先哲史料館では終戦80年記念企画展「先哲・重光葵~平和を希求した男の生き様~」を開催しています(9月15日まで)。
戦前・戦後の激動の時代に日本の外交を担い、外交官としての矜持をもって平和の実現をめざした重光葵の生き方や考え方に迫る内容になっています。
展示の目玉は何と言っても「降伏文書」の原本登場です。昭和20年9月2日、東京湾停泊中の米戦艦ミズーリの甲板で、重光葵が日本国を代表して署名調印した降伏文書の原本を、外務省外交史料館からお借りしました。他にも若き日の書簡や外交官時代の日記、巣鴨日記の原本など、100点を超える展示資料は見どころ満載です。別府の老舗レストラン「東洋軒」の初代オーナー宮本四郎との交流を示す写真や書簡、書額、色紙などもおすすめです。
また、葵の母校の杵築高校と連携し、生徒のみなさんと一緒に「重光葵ダブルピースプロジェクト」と題して企画展を作り上げました。このプロジェクトは、葵をとおして国際平和(peace)について考え、自らもその一役(piece)を担おうとする意欲をもってほしいという願いを込めています。県立図書館2階の特設ギャラリーでは、葵が杵築高校に送った「パリ講和会議」での講和条約の原稿や「志四会」の扁額などを展示しています。母校の先輩の思いをどう受け止め、どう受け継いでいこうと考えたのか、現在そして未来を生きるメンバーの活動の成果をぜひご覧ください。
関連イベント
記念講演「重光葵ー戦前・戦後を貫く信念と生き様」
日時:令和7年9月7日(日)13時30分~15時
場所:豊の国情報ライブラリー2階 視聴覚ホール
定員:200名(当日先着順、聴講無料)
講師:武田 知己氏(大東文化大学教授)
※講演後に杵築高校生徒との対談開催(約1時間)
関連講座「先哲・重光葵と大分」
日時:令和7年8月20日(水)13時30分~15時
場所:豊の国情報ライブラリー2階 視聴覚ホール
定員:200名(当日先着順、聴講無料)
講師:松原 勝也(先哲史料館主幹研究員)
※講座後に展示解説開催(約1時間)
基本情報
エリア |
大分市 |
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ジャンル |
生活文化 その他 |
所在地 | 〒870-0008 大分県大分市王子西町14番1号 |
開催会場 | 大分県立先哲史料館(大分県大分市王子西町14番1号) 展示室 |
開催期間 | 令和7年7月26日(土曜日)~9月15日(月曜日・祝日) 開館時間:9時~17時 休館日:月曜日。但し月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館日となります。 年末年始~12月28日から1月4日 |
料金 | 無料 |
イベントURL | https://www.pref.oita.jp/site/sentetsusiryokan/senntetu20250726.html |
アクセス | バスをご利用の方:大分交通・大分バス JR大分駅府内中央口(北口)乗り場から県立図書館行き乗車(県立図書館前下車) JRをご利用の方:大分駅から徒歩25分(1,80キロメートル)・西大分駅から徒歩15分 自家用車等をご利用の方:駐車場は、地下1階と県立図書館バス停前に172台駐車可能 駐車場の効率的な利用を図るため、3時間以内の利用にご協力をお願いします。 自転車をご利用の方:県立図書館バス停前の駐車場内に駐輪場があります。 |
お問合せ |
Tel 097-546-9380 Fax 097-546-9389 E-mail:a31710@pref.oita.lg.jp |