CONTENTS 概要
<主催 華道家元池坊国東半島支部>
いけばなは、京都の僧侶が仏前に花を献じていたことから始まったと言われています。いくつかの流派がありますが、「池坊」は、池のほとりに本坊があったことから名づけられました。
池坊のいけばなには、自由な発想をかたちにする「自由花(じゆうか)」、自然への想いを馳せる「生花(しょうか)」、伝統の持つ優しさと雄大さのある「立花(りっか)」などいくつかのスタイルがあります。
今回の展覧会は、多種多様な花材を使い、各自の個性を表現し、見る人に感動を与える良い作品とは何か、を追求するいけばな展を目指し、50作品が展示されました。
CAST & STAFF キャスト・スタッフ
華道家元池坊国東半島支部
MESSAGE 主催者コメント&見どころ
<代表 小出博美さん>
国東は自然豊かなところ。国東ならではの多彩な草木を使って、作品を作り上げました。
池坊には、「枯れた花にも華がある」という考え方があります。蕾は未来を、枯れた様子にも生きぬいてきた姿をと、草木の一生にはその時の美しさを見出すというものです。この眼差しを、若い方々にも知って頂き、文化がずっと継承されて欲しいと思います。